2011年8月31日水曜日
20110831
自分にとって絵具という画材はもう当たり前の普通の存在なのですが、今回のJR大阪三越伊勢丹(長い…)での個展ではお客様から画材のお尋ね、または感想で「見た事無かった」等のお話が多く有りました。
今は、アートについては印刷や画面を通じて多くの情報が流れているので、情報としては色々と知る事が出来ますが、質感まではやはり実物を見てみないとわからないのです。
印刷物だとフラットに見えても、意外に絵具の層は立体的だったりします。
「見た事無かった」「こんんな画材があるんですか?」…日本画だけでなく現物の絵画が普通に生活するところから遠のいてしまっているんだなあと感じさせられました。
絵一枚とっても決してお安くはないですが、もし良いなあと思うものに出会えたら、少しの背伸びで届きそうなら、一生に一度くらい、絵に限らず作品を求めてみて頂けたらと考えます。絵の場合は壁にかけた時、室内の空気が変わりますから。
近頃は、一度に色んなギャラリーや画廊が出店するアートフェアがあちこちで開催されています。まずは、買う買わないは置いて機会が有ればのぞかれてみては如何でしょう。
アートの期間限定テーマパークって感じで。
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