2010年11月30日火曜日
20101130
箱書き。
額装ならばシール(作品の裏につけるもの。名刺大くらいの紙に絵に押した落款と同じ物を押し、作品の題名と作者の氏名を記入する)を作成します。
箱書きもシールのことも学校時代には習わなかったので、必要となったときは「?シール??何それ」と大慌てし、周囲の先生方に聞いて廻っていました。箱書きもシールも有るのと無いのとでは作品の価値がちがってくるのだそうです。
何のために?と聞かれれば、私は作者による出荷証明と答えます。「確かに私が描いたんだよ」という。絵に押す落款、シール作成、箱書きそれぞれの作業のときは描く以上に緊張と改まった気持ちになります。なぜなら、ここから作家の手を離れ人様にお預けする、出していいよ、大丈夫だよという事、何処に出しても恥ずかしく無い仕事ができたかどうか…という事でもあり、また自分自身の次への切り替えでもあるからです。
2010年11月29日月曜日
20101129
表具師の村山氏のところへ表具の展覧会用の軸の箱書きのため箱をとりに伺ったら、完成した軸を見せてもらえました。部分のみの画像…全容は会場にてのお楽しみ。自分で描いておきながら、自分が描いたように見えないのは良い事なのかあかん事なのか???
会場の照明が心配ですが、きれいな軸に仕上がりました。
以下の会場にて御覧頂けます。
第95回 表展 (表装展覧会)
会期: 2010年12月3日(金)〜12月5日(日)10:00〜17:00
入場無料
会場: 京都府京都文化博物館 5階展示室
2010年11月26日金曜日
2010年11月25日木曜日
2010年11月24日水曜日
20101124
京都は紅葉シーズンまっただ中。町中の観光客の多さ、やっぱり苦手。
今年はここ何年かの中でも紅葉が見事だそうで…残念ながら岩崎は見に行けてません。
本日午後より、奈良の裁判の判決。
開廷前に絵の内容、扱いについて担当者と細かく打ち合わせ。
開廷16時なので閉廷迄中にいて、ただし廷内では作画禁止のため傍聴のみで記者室にて作画。風邪をひいたせいか頭がまわらない…まずいです。
夕方ニュースギリギリ、短時間仕上げ。ざくっとした物になりましたがなんとか提出。
今回、スケッチ自体には問題の無い中騒動となり周囲の人達にも心配をかけてしまいました…
帰宅すれば東京の廷内イラストの方からも今回の件で励ましのお手紙がきていて…東京の紙面にも載っていたとの事。
イラストが問題となった記事を読んだときは自分が責任を問われないにしても、やっぱりショックでした。描かなきゃ良かったのかな…と。
関係する人達が声をかけてくれた事で大丈夫なんだと落ち着く事が出来ました。
今回の件で岩崎がイラスト担当を辞めないかと心配して、電話とメールをくれた○○くん、ほんまおおきにです。辞めないから大丈夫ッス。
関係者の皆様、岩崎の知人友人の皆様、有り難うございました。
次に向け、また良いスケッチをして行きます。
今年はここ何年かの中でも紅葉が見事だそうで…残念ながら岩崎は見に行けてません。
本日午後より、奈良の裁判の判決。
開廷前に絵の内容、扱いについて担当者と細かく打ち合わせ。
開廷16時なので閉廷迄中にいて、ただし廷内では作画禁止のため傍聴のみで記者室にて作画。風邪をひいたせいか頭がまわらない…まずいです。
夕方ニュースギリギリ、短時間仕上げ。ざくっとした物になりましたがなんとか提出。
今回、スケッチ自体には問題の無い中騒動となり周囲の人達にも心配をかけてしまいました…
帰宅すれば東京の廷内イラストの方からも今回の件で励ましのお手紙がきていて…東京の紙面にも載っていたとの事。
イラストが問題となった記事を読んだときは自分が責任を問われないにしても、やっぱりショックでした。描かなきゃ良かったのかな…と。
関係する人達が声をかけてくれた事で大丈夫なんだと落ち着く事が出来ました。
今回の件で岩崎がイラスト担当を辞めないかと心配して、電話とメールをくれた○○くん、ほんまおおきにです。辞めないから大丈夫ッス。
関係者の皆様、岩崎の知人友人の皆様、有り難うございました。
次に向け、また良いスケッチをして行きます。
2010年11月22日月曜日
20101122
お知らせ
第95回 表展 (表装展覧会)
会期: 2010年12月3日(金)〜12月5日(日)
10:00〜17:00
入場無料
会場: 京都府京都文化博物館 5階展示室
表具師の村山氏が出品しています。
岩崎の絵を軸に仕立てたものも展示されます。今回は、先に裂の指定がありその裂をイメージして描きました。お時間ございましたらお運び頂けると幸いです。
第95回 表展 (表装展覧会)
会期: 2010年12月3日(金)〜12月5日(日)
10:00〜17:00
入場無料
会場: 京都府京都文化博物館 5階展示室
表具師の村山氏が出品しています。
岩崎の絵を軸に仕立てたものも展示されます。今回は、先に裂の指定がありその裂をイメージして描きました。お時間ございましたらお運び頂けると幸いです。
2010年11月21日日曜日
20101121
第95回 表展 (表装展覧会)
会期: 2010年12月3日(金)〜12月5日(日)
10:00〜17:00
入場無料
会場: 京都府京都文化博物館 5階展示室
604-8183 京都市中京区三条高倉, tel:075-222-0888
主催: 協同組合京都表装協会
20101120
奈良での少年による殺人事件の裁判員裁判でのイラストの扱いでおもいもかけない事態になり戸惑う事になっていました。
一部、メディアにも記事がでましたが、奈良での今回の裁判でのイラストの禁止のことです。
朝日新聞の奈良県版掲載の廷内イラストについて、19日付け日経新聞夕刊に記事のみ、読売新聞のヨミウリオンライン、MSN産経ニュース等に禁止の内容の記事と朝日新聞奈良県版と少年のイラスト画像が掲載されました。画像内に岩崎の氏名も見られたため、それを見つけた知人達から連絡が入りました。心配してくださる方、励まして下さる方、アドバイスを頂く等々。
裁判所が言うような表情はいっさい描いておらず、報道担当者のチェックを経ているため岩崎自身の責任というのは今回発生しないのですが、自分自身のこの仕事の中での経験上、もう少しなんとか工夫のしようがあったのでは…自分の甘さ、緩さを反省しなければといけないと実感しました。
「やけ酒だ!!」と知人にからかわれ、私自身そこ迄行かないまでも気持ちは複雑で残念です。まだ、ヨミウリオンラインやMSN産経では見られるかと思います。
気になる方はチェックしてみて下さい。
2010年11月17日水曜日
2010年11月14日日曜日
20101114
今日最終日の展覧会にでかけた。この時期の京都の町中は正直出かけたく無いのだけれど、平日に行きそびれていたのだから仕方ない。間に合っただけでも幸い。
本屋で立ち読み。お弁当のおかずの本で、小松菜の塩昆布和えがあった。かなり簡単。ごま油がちょうど切れていて、オリーブオイルにしたけれど微妙な味に。塩昆布にはごまの方がいい…
今年の1月から毎回、なにかしらの展覧会の案内をホームページで案内してきた。まさか一年、毎月何かを案内できるとは思っていなかったのだけれど、結局、途切れずにきた。さすがに12月は無いなあと考えていたら表具師村山さんの表展用に軸にする絵を依頼された。先週、おさめたので来月の展示が案内できることになった。
全部がはじめからあったわけではない。手を動かしていたら、面白がってくれる奇特な方々に機会を頂けた。一人ではこうはいかない。描く機会を与えてくれて引っ張ってくれる周囲に恵まれている事に感謝感謝。
昨年描いたおチビさんが仙台に引き取られて行った模様。最北記録更新。これ迄は福島が北限。手が離れた絵がまた縁を呼んでくる。なんでもいいから、手だけは動かそう。
2010年11月12日金曜日
2010年11月11日木曜日
2010年11月7日日曜日
20101107
プラチナ泥
使い始めは絵に押す落款のため。
プラチナは色が、なんていうか銀に比べ硬く黒っぽい。やわらかくて明るく白っぽいのは銀だ。銀泥を使いたい所だが、酸化の問題もあって泥については使うのは避けている。
現在は、制作で細い糸状の表現によく使う。伸びがよく、絵具より重いので筆からの下りも良い。細い線が途切れず続く。とはいっても、高価なのでそうそう大画面には使えない。
おまけに、クルクルと線を描き出したら、止まらないのだ。線の増殖の表情の変化がおもしろく、止められないというか、何処に落としどころを持って行けば良いのかわからなくなって行く。ラフスケッチで大枠の上がりは出来ているのだけれど、どうとでも、描けて変化して行くので終わりが無いのだ。「やめられないとまらない〜」…そして結果、いつもやり過ぎてしまう。
使い始めは絵に押す落款のため。
プラチナは色が、なんていうか銀に比べ硬く黒っぽい。やわらかくて明るく白っぽいのは銀だ。銀泥を使いたい所だが、酸化の問題もあって泥については使うのは避けている。
現在は、制作で細い糸状の表現によく使う。伸びがよく、絵具より重いので筆からの下りも良い。細い線が途切れず続く。とはいっても、高価なのでそうそう大画面には使えない。
おまけに、クルクルと線を描き出したら、止まらないのだ。線の増殖の表情の変化がおもしろく、止められないというか、何処に落としどころを持って行けば良いのかわからなくなって行く。ラフスケッチで大枠の上がりは出来ているのだけれど、どうとでも、描けて変化して行くので終わりが無いのだ。「やめられないとまらない〜」…そして結果、いつもやり過ぎてしまう。
2010年11月4日木曜日
20101104
大津で殺人事件の裁判員裁判初公判。
事件は昨年起きたもの。被告人は罪状認否で否認。直接の証拠がないうえ、期間も今回の裁判は長くて審理が大変そう。傍聴席から見えるモニターには出されなかったが、裁判員、検察官、弁護人、被告の見る小さなモニターでは遺体写真も写されていた。さすがに被告も目を背けうつむいている。
裁判員裁判時のイラストは描く枚数も多く、描き込む内容も盛りだくさんなので集中力がいって、結構エネルギーを消耗する。
今日は必要な分を仕上げて、閉廷前に裁判所を後にした。
京都に戻って、好きな作家さんのギャラリーでのグループ展、画材屋さんと寄っていたらふらふらに。家迄もたなくて、晩ご飯外食…疲れた。
2010年11月2日火曜日
20101102
開催中
「週末はギャラリーめぐり」の30年
山本冬彦コレクション展 会期: 2010年10月15日(金)~ 11月23日(火・祝)9:00~21:00
休館日は毎週月曜および11月4日(木)、入場無料
「「週末はギャラリーめぐり」の30年 山本冬彦コレクション展」
会場: 砂丘館ギャラリー(蔵)ほか 951−8104 新潟市中央区西大畑町5218-1 tel. & fax.:025−222−2676
砂丘館(旧日本銀行新潟支店長役宅)
現在、開催中の「週末はギャラリーめぐり」の30年 山本冬彦コレクション展
砂丘館(旧日本銀行新潟支店長役宅)での会場写真を山本さんから頂きました。
床の間に岩崎制作の「ハリセンボン」…とってもいいところにかけて頂きました。有り難うございます。
お隣は、岡村桂三郎さんのウサギ…存在感が凄い…。
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