2010年11月7日日曜日

20101107

 プラチナ泥 
 
 使い始めは絵に押す落款のため。

プラチナは色が、なんていうか銀に比べ硬く黒っぽい。やわらかくて明るく白っぽいのは銀だ。銀泥を使いたい所だが、酸化の問題もあって泥については使うのは避けている。


現在は、制作で細い糸状の表現によく使う。伸びがよく、絵具より重いので筆からの下りも良い。細い線が途切れず続く。とはいっても、高価なのでそうそう大画面には使えない。
おまけに、クルクルと線を描き出したら、止まらないのだ。線の増殖の表情の変化がおもしろく、止められないというか、何処に落としどころを持って行けば良いのかわからなくなって行く。ラフスケッチで大枠の上がりは出来ているのだけれど、どうとでも、描けて変化して行くので終わりが無いのだ。「やめられないとまらない〜」…そして結果、いつもやり過ぎてしまう。






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