人物が主なモチーフのためよく「自画像?」と聞かれる。
…またかといった感じ…でうんざりする。
自画像として描いてるつもりは無いのだけれど、スケッチさせてもらうモデルの関係やら取材の諸事情等もあって一時期、手っ取り早いからと自分の顔で制作していたのは確か。
「似てるよね」そら、似てるでしょう。もとが自分の顔なんだからさ…
でも、今の自分を描き止めたいとかそんなんで描いた事は無く、自画像と意識して描いた事も無い。
めんどくさいから「自画像のつもりはないけど、自画像と言えば自画像かも…」
とはいうものの、なんていうか岩崎一個人の人間観です。
それが自画像なんちゃうの?といわれればそれまでなんですが…
ヒトの存在や有り様について、こんな感じちゃう〜?と日々の生活の中で感じたり思う事を形にしてるだけ。ムクムクと思いつくそれらを、とっとと吐き出す…出さなきゃある意味便秘状態。
重いし、すっきりしない。時には、イライラする。
ずっと以前、あるヒトと話していて「私の場合、制作は創造というより、排泄かもしれない」と言った事がある。いろんなことのバランスを吐き出す事でとっている…でも、こんな感じちゃう〜?と思いついてしまったときからはそれをどう表現しようかとか、どうやったら表現出来るのかを考えて、ワクワクするならばやっぱり排泄より創造になるのだろうか?
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